福岡県は、福岡市西公園の大々的整備を進めることにしていますが、公園と隣接する福岡教育大附属小学校との関わり方などについて13日、校長や同窓会長らと、県の公園街路課の担当者らとの協議の場を設けました。
西公園は同校の裏山に当たり、自然観察授業や散策などで親しまれた公園です。OBの皆さんにとっても、学校のすぐ裏から山に登って遊ぶなど、懐かしい場所です。
ただ、境界のフェンスに一ヶ所出入り口がありますが、現在は樹木が覆い繁って安全に児童達が行き来出来ない状況です。そこで公園整備に合わせて安全なルートを確保することなどの話し合いがされました。
また、ルートの在り方や公園の整備には、大人の意見だけでなく、児童達の意見を伝える場も作ることにしました。公園整備に行政や政治がどう関わっているか、児童達の思いがそれにどう反映されれるのかなど、6年生の社会科の授業として、公園の役割や、一市民としての関わり方を学ぶきっかけにしたいとの、要望などもありました。
公園整備のプロセスが、児童達の社会科教育に役立つとは、思いがけない発想でした。