明治の日本三老農の一人と言われる林遠里翁の没後百十年祭を11月開きましたが、8日夜、林翁の曾孫にあたる林道生さん宅で、主だっ方たちによる反省会を行いました。
遠里研究者で、当日ご講演を頂いた九大名誉教授の中司敬先生(私の隣)も来て頂き、遠里農法などについて、改めて話が弾みました。
遠里翁の提唱した農法を生かし、土を犂で深く起こし、馬糞の有機肥料で育てた美味しい米や野菜を「遠里米」「遠里野菜」として地域興しにに繋げようという夢も追っています。
遠里米も好評でしたが、この農法で栽培した「遠里生姜」が、JRの「或る列車」のシェフの目に止まり、12月から運行開始の或る列車に納めているそうです。
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