中華民国の国父といわれる孫文(中山)の記念碑が、福岡市の南公園にあるのをご存知の方は少ないのではないでしょうか。
孫文は、中国の辛亥革命を指導。途中日本に亡命した時は福岡の玄洋社が援助するなど福岡との関係が深く、また、孫文の志に影響を受けた日本人も多くいたといいます。
その偉業を讃え福岡日華親善協会がこの碑を建立したのが50年前。協会も同じく50周年を迎え、14日、記念碑の前で献花式が行われました。
孫文の後を継いだ蔣介石総統(台湾)が、戦後「怨みに報いるに徳をもってす」との有名な言葉を残して、中国にいた日本の将兵を全員無事に日本に帰還させたことに、私たちは感謝しなくてはなりません。
また、この日は孫文生誕150年にもあたり、在福岡台湾経済文化辨事処の戎処長も参加。私も挨拶と献花をさせて頂きました。
南公園の散歩道の一番高い所にこの碑はあります。是非訪ねてみて下さい。2015・11・15
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