魂なき法案でいいのか!! | 福岡県議会議員 古川忠後援会事務所 オフィシャルサイト

コラム

魂なき法案でいいのか!!

  -年金ドミノ現象を憂う-

 年金改正法案の審議過程で次々に発覚した国会議員の年金不払い未加入問題には、大きく二つの問題点があります。ひとつは、老後や一家の生活設計の主要な糧となる年金について、国民は不安や、またある種の期待など、切実な思いでそのあり様に注目していました。しかし、国会議員にとっては、年金はまったく切実な問題ではなかったのです。

 もっと言えば議員年金で十分暮らせるから、あるいはたくさんの資金があるから、そんなものには関心すらなかったというところでしょう。その国民と国会議員の意識の大きな乖離をはしなくも露呈してしまいました。国民にとって痛みを強いる法案であればなおさら、それを審議する人達に、その思いや痛みを共有してもらいたいと思うのは国民の当然の気持ちです。それを踏みにじった罪は大きいと思います。魂のこもっていない生活関連の重要法案が、しかも与野党の駆け引きの道具とされ国会を通過しようとしているのです。

 又、この問題は年金ドミノ現象に隠れて年金の本質的な議論がなされていないことです。保険料の徴収しくみや将来の消費税(目的税)等に関する議論。また、グリーンピア事業に見られるような、「年金基金」の事業の失敗と責任。そのあり方の見直し等総てが先送りにされています。

 もっとまじめに議論しろ、そして将来の姿を明確にしてくれ、というのが国民の素直な気持ちと思います。与野党問わずゾロゾロでてくる年金疑惑、また、政党間の駆け引きに嫌気をさした国民の政治離れがさらに進むことを心配しています。こんな時だからこそ参院選には是非参加をしてください。

                              (平成16年7月)

古川 忠